2024.4.27
九州大学の大学院当時、共生社会学の研究対象であった宮崎県五ヶ瀬町を訪問した時のことが印象深く思い出されます。 五ヶ瀬町は人口約3000人の小さな街で、地元の中学生とともに高齢社会の議論をする中で、恩師である安立清史教授から高齢者福祉について、「統計データやマーケティング論から仕事に入るのではなく、まずは現場で目の前の高齢者に寄り添い、その方の人生と同じ目線を持って共有すること」を強くアドバイスされ、『現場主義』の重要性や人々に寄り添う『共感力』を学び、それは今も、そしてこれからも実践していきたいと思っています。 ちょうどこの頃から、社会をより良くするには自分自身が政治の道を志し、新しい時代に相応しい社会を築きたいと、いわゆる『青雲の志』が沸々と湧き上がってきた時でもありました。 画像は中学生に福祉の講義、教授を中心に参加した中学生全員、五ヶ瀬分校及び石碑。因みに、この時私は撮影を担当しており写っていません...